DJI JAPAN公認 株式会社セキド主催による『DJI New Pilot Experience 2016 in YOKOHAMA』ドローン無料フライト体験会に行ってきました。ドローンを扱っている会社の中でも最大手、DJIのphantom3をフライト体験できるということでかなり楽しみにしていたイベントです。
そももそもDJI phantom3ってなに?
という方のために、少しご説明します。ドローン業界では現在3つの会社が大手と呼ばれています。
この中でも世界の市場の7割ほどのシェアを誇るのが、中国のDJI社。日本のテレビなどでも話題となっていたドローンは、このDJI社のphantomシリーズと言われています。phantoシリーズは、動画を撮影することができ、操作もGPSを利用しているため安定しているとのことから、大人気のシリーズとなります。
今回フライト体験することができたのは、このphantomシリーズの、DJI phantom3という機種です。
DJI phantom3
右側にあるのが、phantom3です。ちなみに左側にあるのが、INSPIRE1という最新のドローンです。価格は約60万円くらい。
どちらも、めちゃかっこいいですね!これを見た瞬間早く飛ばしたくてたまらなくなりました。簡単に説明を受けた後に、3つのグループに分かれて順番に体験フライトをさせてもらうこととなりました。
横浜のとある体育館での体験フライトです。本当は外で飛ばせるはずだったのですが、あいにくの雨のため室内で飛ばすことに。やはり精密機械のため雨に弱いとのことで天気が悪い日は注意が必要です。
体験時間は2-3分でしたが大満足でした。コントローラーのレバーを倒すと思っていた以上に大きく移動したので、少しずつ倒すのがコツのようでした。セキドのスタッフの方が丁寧にアドバイス下さったので、大変タメになる体験会でした。
今回、新たに学んだことを簡単にピックアップしておきたいと思います。
- ドローンの機種によって、電波法に対応している電波がちがうため、電波法の知識も必要。
- DJI phantom3 standardは、日本の電波法に合わせて作られたものなので、海外で飛ばす際には電波がちがって違反になる可能性があるため要注意。
- DJI phantom3 standardが感知するGPSはアメリカだけだが、Advance/Professionalは、ソ連のGPS(GLONASS)もキャッチするため、より高性能である。
- 人口が密集している地域でドローンを飛ばすためには、国土交通省に申請書をださないといけないが、そこで必要とされるドローン歴は30時間以上くらいある方がいい。
- 海外のドローンは、日本の電波法ではアウトの場合があるので注意!必ず技適マークがついているのを利用すること
- プライバシー侵害(盗撮や肖像権など)に注意。録画していなくても、カメラがついていたら、盗撮と同じカテゴリーになる可能性がある。→裁判になれば負けやすいので、カメラ付きドローンを飛ばす際には気をつけること。
- 事故が起きているほとんどのケースはGPSに頼りすぎていて、GPSが入らなかった場合に墜落している。→GPSに頼らず機体を操縦できる技術習得を目指すべき。
現在、海外に持っていくドローンを検討中で、DJI phantom3 standardにほぼほぼ決めようとしましたが、電波法の問題からもう少し考えることになりました。ドローン操縦士になるためには、ドローンの操縦以外にも様々な知識をインプットしていく必要がありそうですね。
ドローン市場は今後さらに大きくなっていくはずなので、フリーのドローン操縦士を目指して引続き勉強していこうと思います。同じ目的を持っている方はぜひFACEBOOKにメッセージ下さい。情報交換していきましょう!
世界を知ろう! セカチャン / SEKACHAN