シェンゲン協定の「EU滞在は過去180日のうち90日まで」を守るため、スペイン・タリファからモロッコ・タンジェへ

どうも、スペインを放浪していたタナカコーイチ(@tana51)です。

イギリスが脱EUで話題ですが、私、タナカコーイチもシェンゲン協定を守るため脱EUしました。

シェンゲン協定については、外務省のホームページに詳細が記載されています。

ヨーロッパにビザなしで長期滞在する旅行者が知っておくことは、たったひとつ。

日本人がシェンゲン協定に参加している国にビザなしで滞在できる日数は、

「あらゆる180日の期間内で最大90日間」

です。

ボクは6月20日ドイツ・フランクフルトに到着しました。

ドイツ→オーストリア→ドイツ→チェコ共和国→ポルトガル→スペイン

と移動してきましたが、すべてシェンゲン協定参加国。

となると、このままスペインに滞在すると、9月20日には最大の90日を超えてしまい、9月21日から90日間(約3ヶ月)はシェンゲン協定参加国には滞在できなくなってしまいます。

10月2日スペイン・バルセロナで開催されるIRONMAN BARCELONA 2016(トライアスロン大会)に参加するためには、一度EUを脱出しないといけないことを、ヨーロッパに来てから初めて知りました。笑

このままスペインに滞在していると不法滞在者になってしまいます。笑

そこで脱EUを検討したところ最適な国としてあがったのがモロッコ

スペイン・アンダルシア地方のタリファからフェリーで気軽に行けると聞き急遽予定変更です。

スペインTarifa(タリファ)から、モロッコTanjer(タンジェ)への行き方

Googleで「Tarifa Tanje ferry」と検索すると、

いくつかのサイトがでてきます。

日本語で表示されるフェリーの予約サイトもありますが、サイトによって若干値段が違います。

現地で買うのとオンラインで買うのではどちらが安いのかわかりません。

そこで、タリファに到着し次第、モロッコ・タンジェ行きのフェリーがでている港へ行ってみました。

tarifa_portタリファのフェリーが就航している港

モロッコ・タンジェ行きのフェリーは2社

オンラインでもこの2社があがっていましたが、現地の港に行ってもこの2社がチケットを販売していました。

tarifa_port2

FRS

現地の港で値段を確認すると、37EUR

INTERSHIPPING

現地の港で値段を確認すると、36.5EUR

両者ほぼ同じ料金。

1時間ごとに各フェリー会社が就航しているので、港に到着し出国時刻が早い方のチケットを購入すればよいでしょう。

ボクは最終的には当日フェリーが出航している港で直接購入しました。

往復チケットで67ユーロ。

帰りは3週間後くらいと伝えると往復の方がお得と教えてもらい往復チケットを購入することに。

帰りの分はオープンチケットなので、日程を気にせず利用できるようです。

タンジェへはAlgeciras(アルヘシラス)からも行ける

algecirasアルヘシラスのバスターミナル

ここはMalaga(マラガ)からバスでTarifa(タリファ)にむかうときに、途中停車した場所

何名かはここで降りていました。

  • BALEARIA
  • TRASMEDITERRANEA

この2社がフェリーを運行しているようです。

ポルトガル在住の人やスペイン在中の友人が、モロッコ・タンジェへ行くならタリファから行く方がいいと聞いていたので、ボクはアルヘシラではなくタリファから行くことにしました。

タリファの港近くのビーチはこんな感じ

タリファの港はこんな感じです。

すぐ近くにビーチがあり多くの観光客で賑わっています。

tarifa_beach Tarifa / タリファ

さいごに

タリファは港街でかなり賑やかな街です。

ヨーロッパからモロッコに行く機会があれば、飛行機ではなくフェリーで行く予定を立てて、ぜひタリファの街並みを楽しんでみてください。

tarifa

ABOUTこの記事をかいた人

1年間の海外放浪生活(最後の3ヶ月で世界一周)を終え、現在は日本で映像制作とカメラの仕事を主に活動中。2018年7月に参加予定のTBEXジンバブエを機に南半球を長期で放浪する予定。放浪欲は誰にも止められない。 趣味は、海外でドローン飛ばす&海外のトライアスロン大会&海外放浪生活、と海外なしでは生きていけないバリバリの日本人。