どーも、たーなー(@tana51)です。
今日はブロガーWASABIさんの「海外で英語を使って自由に働く」というセミナーに参加してきました。WASABIさんはドイツ・ベルリン在住の翻訳家・ブロガーです。大学卒業後、ベルリンに移住しなんと新卒でフリーランスとして働き始めたとのこと。行動力すごいですね!
彼女は現地でライターやコンサルティングもしていますが、ブロガーと名乗るだけあってブログのサイトが充実しています。
やはりこれからの時代、ブログは自分という存在を世に知ってもらうためには必須ですね。今回のセミナー参加者はブログ経由で知った人がほとんど。当初は30名の予定が予想以上の反響で50名に増枠し会場変更したとのこと。
普通にサラリーマンとして企業に勤めるのであれば必要ないかもしれませんが、フリーランスや個人事業主として生計を立てていくという人にとっては、自社ホームページやブログサイトを充実させていくことは大切ですね。
ベルリンの魅力とは?
Berlin is poor,but sexy.
ベルリン市長の発言です。ベルリンは長年の戦争の影響もあって、建物が壊されたままで更地も多く貧乏だけど、アーティストが集まったりしてクールな街みたいです。
物価は安く、人も少なく、リラックスできて、エキサイティングなことがいっぱいあるとのこと。WASABIさんは直感で惹かれて移住を決めたとのこと。
WASABIさんから見たベルリンの良さは、
- 生活費が安い
- 英語でも生活できる
- 人が少なくてゆったりしている
- ベジタリアンが生きやすい
みたいです。
多様性があるみたいで、少数派やマイノリティの人たちが生活しやすい都市、それがベルリン。
驚いたのが生活費の安さ。
家賃+光熱費+インターネット込みで4万円。2人で住むシェアハウスだけど部屋は別々でリビングキッチンが共用。ベルリンは家賃を不当にあげてはいけないという法律があるみたいで、中心街を少し離れるとこの値段で住めるみたです。
食費は自炊すれば、 1ヶ月約100ユーロ(=1万3000円)ほど。
交通費(定期券)は、1ヶ月59ユーロ(=7千円)で乗り放題。
1ヶ月6万円あれば死にはしないって言ってました(笑)。
月10万円あれば充分暮らしていけるとのことで、1ヶ月10万円稼げれば、ベルリンでフリーランスできると言ってました。これは興味深いですね。
でも、現地での家探しは大変とのこと。WASABIさんシェアハウスを探すサイトで部屋を見つけ、skypeで日本から家を見て、家主と話して決めたとのこと。この行動力も素晴らしい!
ベルリンは様々な人種が集まっていて、それも面白いことのひとつ。ドイツと言えばドイツ語が公用語ですが、ベルリンは英語を使う機会の方が多いとのこと。
- EU諸国 42%
- トルコ 17%
- その他ヨーロッパ 14%
- アメリカ 5.6%
- アジア 4%
割合としては上記のような割合みたいですが、最近はイギリスに住んでいた日本人がベルリンに移住してきているみたいです。イギリスは昨今、移民に対して厳しくビザを更新しにくくなっているようです。
反面ベルリンはビザが取りやすい。フリーランサービザがあるので、個人でネットを活用して仕事をしているのであればビザは意外と取りやすいようです。要因としては、PCとインターネットで仕事をしている場合は、ベルリンに住んでいるドイツ人の職を奪っているわけではないので、寛大な対応をしてくれるとのこと。
ベルリンは多様性があり、アート、ゲイ・レズビアン、宗教、ベジタリアン、ヒッピー、などに対して寛容的でフリーランサーが多いこともあり、個人活動をしている人を応援する風土があるみたいです。
おしゃれなカフェも多く、イメージとは違って、意外とクリエイティブな街なんですよ、と言っていました。
海外でフリーランスを始めるには?
企業に勤めている人は、まずは副業から始めるのが良い。クラウドソーシングは積極的に活用しよう!とのこと。
クラウドワークス、ランサーズなどのクラウドソーシング。単価は安いけど、経験値をあげるためとわりきってやったら良い。
安くて小さい仕事でも経験を積み上げたら、自分の実績になり、その後、自分の実績をプロモーションしやすくなる。これまでの経験からこういうことができる!とアピールすることができる。
また、ある程度、自分のスキルを盛るのも大切と言ってました。
経験者でないのであれば、自分はこれだけできます!とアピールするのも大切。また、高単価の仕事をとっていくという意識は大切。高単価の仕事を効率よくとっていくのが良い仕事に繋がるとのこと。
WASABIさんの場合は、日本文化関連の翻訳やライティング、レストランのレビュー、自分が趣味で開いたイベント(企画力のアピールにもつながる)などの経験をアピール。
また、専門性だけでなく、自分の人間性を発信することも重要とのこと。そのような発信をすることによって、wasabiさんは、ブログ経由で仕事をもらえることが多いとのこと。
途中、フリーランスに対する不安を払拭させるために下記のような話がありました。
- フリーランスは不安定?→Yes→不安定的に収入が上がっていく側面もある。
- フリーランスはリスクもあるが、一気に収入がある不安定さ(良い意味で)がある
- フリーランスになるなら、お金に対する価値観からもフリーになろう!
面白い考え方ですね。これはタメになります。
ちなみに、ベルリンではないですが、セミナーの最後に
ASEANで活躍しているフリーランスを取材する「アセナビ」を紹介していました。
180日かけて130人を取材したとのこと。こちらの運用者も行動力ハンパないです。
約2時間という短い間でしたが、いろいろと学べることが多かったです。
自分も世界一周して帰国した後は、他の人のタメになる講演をしてみたいと思います。