MRのあなたへ、毎日、病院訪問お疲れ様です。
今回は毎日お仕事で病院へ訪問しているあなたにとって、少し刺激的なタイトルになっているかもしれませんが、これが現実だと思うので、あえて記事にしたいと思います。
その古い働き方のままだと、ヤバイですよ。
以前、ボクは外資系の某製薬会社でMR(医薬品情報提供者)として働いていました。毎日、病院の廊下で待機しドクターがでてくるのを待って、限られた時間で薬のプロモーションをしたり、薬の使い方や副作用についてお伝えしていました。
仕事としては、充実していたのですが、廊下で何分も(場合によっては、数時間)待つというのは、なんて非生産的なんだ、といつも思っていました。
働いている当時、数年後にはロボットがMRの仕事を代替するだろうと思っていましたが、先日ひさしぶりに同僚と会うと、もう既にそのような取り組みをしている会社があったと聞きました。
ドクターが集まる勉強会(学会)にて、日本大手のC外製薬会社は、ソフトバンク社が開発した「ペッパー」にて製品紹介をしていたとのこと。
ペッパーは何かと話題で、個人で約20万円で購入できたり、法人向けに、月5.5万円でレンタルできます。(ソフトバンクのPepper for bizのサイトでは、月給5.5万円とユニークな記載がされています。)
以前参加したソフトバンクのイベントにてお話されていた孫正義さんの言葉を思い出します。
「月々たった5.5万円で、商品の案内をしてくれて、しかも残業を嫌な顔ひとつせずにやってくれ24時間働いてくれる。ひとりの社員を雇って、給料+各種保険を支払うのと、ペッパーを一人雇うのと、どっちがいいですか?」
と笑いながらプレゼンしていましたが、まさにその通りだと思います。
どの業界もそうですが、ロボットがかなりの仕事を代替していくことでしょう。
孫さんいわく、2040年にはロボットの台数が全人類の人口を超えるみたいです(驚)。
便利になるのは嬉しいですが、我々人間は、ロボットに代替できない仕事をしていく必要がありますね。
また、先日Linkedin経由で、オンラインのフリーランスMRのお誘いがありました。Linked inは、アメリカではかなり有名で、企業に勤めている多くの人がこのLinkedin経由で、ヘッドハンティングの話を受けて、転職するそうです。
Linkedin / リンクトイン
日本では、そこまで認知されていませんが、このLinkedinに登録していると、ひっきりなしに、いろんな案件のお誘いがあります。
転職する予定がなくても、意外な良い案件が紹介されることがあるので、登録しておくだけでもメリットあると思います。いきなり良い話が舞い込んでくる可能性があります。
プロフィールページを日本語+英語で記載しておくと、海外の会社の紹介とかもくるので、グローバルに働きたい、外資系で働きたい、という人は、両方の言語で作成しておくことをオススメします。
話がLinkedinにかなりそれてしまったので戻します。
お誘いがあったのは、オンラインで働く自宅勤務のフリーランスMRです。
MRとして4年半働いていましたが、この働き方は斬新だと思いましたね。と同時に10数年後は、これが普通の働き方になっているのではないかとも思いました。
昨今の製薬業界は逆風が吹いています。某外資系製薬会社の改ざん問題から、後発医薬品比率の増加、医療費の圧迫、等々でどの会社も少なからず売上に影響を受けていて、コストはできる限り下げる傾向にあります。
そんな中でのフリーランスのオンラインMRとしての働き方。
これはおもしろいですね。
まだ立ち上がったばかりで、本格的に活動が開始されるのは2016年とのことですが、もし上場したら珍しく株を買いたい気分です。初めの数年はベンチャー企業のままでしょうが、おそらく10数年後には、かなり成長している可能性があるのではないでしょうか。
ただ、話を伺ったところ、「社長がアメリカ人なのですが、ビジネス英会話はできますか?」「レジュメは、英語と日本語のものを提出して下さい。」と言われました。
最先端をいく未来の会社はどこも英語必須ですね。
(ボクのこれからのMRの働き方予想)
○病院で待機するMR → 自宅でオンラインで情報提供
○医局でドクターに情報提供 → ペッパーみたいなロボットが医局に置かれて、製薬会社のMRの代わりに薬の効果や副作用などを説明してくれる。
「MRの人数はそこまで必要ないから、来月退職して」と言われても動じないよう、いくつかのスキルを持っておきたいですね。
ボクがオススメするのは、プログラミングと英語のスキルです。
まずは、オンライン英会話の体験レッスンから始めてみてはいかがでしょうか。
オンラインレッスンのレアジョブ英会話
世界を知ろう! セカチャン