どうも、海外放浪中のタナカコーイチ(@tana51)です。
IRONMAN Barcelona 2016に参加してきました!
場所はスペイン・バルセロナ市内から電車で約1時間の小さな街、Calella(カレーリャ)。
大会の様子を現地からレポートします!
って帰国してから書いてるけどね。笑
大会3日前
Athlete’s Registration/選手登録
16:00-20:00
まずは選手登録をしに会場に向かいます。
自分のゼッケンナンバーの列に並びます。
ここで、参加記念品やゼッケンなどをもらいます。
参加記念品はIRONMAN BARCELONAバッグ。
そしてゼッケンや大会のガイドブックなどが入った封筒をもらいます。
エイドステーションでもらえる補給食とドリンク。
どんなものが配られるのかをチェック。
トランジットエリアのマップ。
スイムを終えてバイクはどこからスタートするのか、バイクを終えてランはどこからスタートするのか、どういうルートで進むのかをチェックしておきます。
会場とゴールがあるエリアのマップ。
事前にどこらへんに何があるのかを確認してシミュレーションしておくと当日はスムーズに動けます。
Expo opens & Merchandise/エキスポ&IRONMANグッズコーナー
16:00-20:00
IRONMANグッズがいっぱい。
参加者の名前が全員分記載されています。2800名分?
レジ待ちのときに30分くらいかけて自分の名前探したけど見つけられなかった。
記念Tシャツ。いろんなカラーがあります。
Tシャツ以外にも、IRONMANキャップやぬいぐるみ、マグカップなども。
テンションあがってる日本人がいたので写真撮らせてもらいました。
はい、ボクです‥。
続いてエキスポ会場へ。
エキスポ会場
このようなテントが20軒ほど連なっています。
トライアスロンに関係するありとあらゆるものが販売されています。
バイク用品、ランシューズ、ウェットスーツ、補給食はもちろん、マッサージや運動・健康に関するちょっと変わったショップもあります。
一般的に日本のトライアスロンショップやバイクショップで買うよりも安く買えるので、欲しいと思ったら迷わずここで買っておきましょう。
エキスポ会場裏側のビーチ
エキスポと会場以外はひたすらビーチ。
のんびりな雰囲気を醸し出しています。
ホテルに戻って封筒をOPEN。
ガイドブックでレース当日や前後のスケジュールを確認しておきます。
赤青白色のバックにそれぞれ必要なギアを入れます。
終わったらあとは食べて寝るだけ。
涙がでそうなほど美味しかったホテル近くのイタリアンピザ屋のピザ
大会間近なので、ビールは控えめに一杯だけ。
ビールうまい!
大会2日前
Athlete’s Registration/選手登録
10:00-20:00
2日前に現地入りする選手は、この日に選手登録を行います。
Expo opens & Merchandise/エキスポ&IRONMANグッズコーナー
10:00-20:00
会場側のExpo入り口
Sailfishのコーナー
ラン用のグッズもたくさん。
健康関連のアイテム。体のパーツにあてると何かを計測できるようです。
エナジードリンク入りのボトルが2ユーロ。
多くのアスリートが購入していました。
Welcome Party
19:00-21:30
食べ放題、飲み放題
大会2日前のゴール付近の様子。だいぶ出来上がってきています。
飲み放題、食べ放題コーナー。好きなものを選んでひたすら食べて飲みます。
味はまぁまぁ美味しかったです。ビールは大会前なので控えめに1杯だけ。
去年の大会の映像などが流れます。徐々にみんなテンションがあがってきます。
司会者がいろいろ大会についてプレゼンしてくれます。
今大会の参加者数が多い国トップ5は、こんな感じ。
- イギリス
- アイルランド
- スペイン
- ロシア
- ドイツ
イギリスからは701名もの選手が参加しています。
ロシアからも200名以上が参加していました。
大会前日
Athlete’s Registration/選手登録
10:00-16:00
選手登録の最終日。
ギリギリに現地入りする人は前日に参加登録します。
Expo opens & Merchandise/エキスポ&
10:00-20:00
大会前日は大会に必要なものを準備できる最終日ということもあって、多くのアスリートが訪れます。
特にマッサージ、補給食、バイクメカニックのコーナーはアスリートたちでいっぱいです。
ボクも翌日のためにいろいろ買いました。
エナジードリンク入りのボトルが2ユーロ。
TECHNICAL MEETING (briefing)/レース説明会
10:00 to 14:45
レースの説明を聞きに会場を訪れます。
- 10:00 to 10:45 English
- 11:00 to 11:45 Catalan
- 12:00 to 12:45 Spanish
- 13:00 to 13:45 French
- 14:00 to 14:45 Russian
時間帯によって、アナウンスの言語が違います。
アジアのレースは日本人の参加者も多いので、日本語での説明があるレースもありますが、バルセロナは上記の5言語のみでした。
ボクは英語のアナウンスに参加したのですが、満席で立ち見の選手も多かったので、来年参加する人は早めに会場入りするのをオススメします。
バイクチェックイン
14:00 to 20:00
レースナンバーによってバイクチェックインの時間が指定されています。
でもけっこうアバウトで何時に行っても良さそうでした。さすがスペインって感じです。
ブレーキが効くか、必要なアイテムはそろっているか、ディスクブレーキではないか、などを確認されてOKだと、バイクをトランジションエリアにセットします。
トランジションエリアは柔らかい人工芝。歩き心地かなりいいです。
初のアイアンマンレース前日ともあって、少し緊張した様子の日本人選手を発見。
はい、ボクです‥^^;
青色の袋にはバイクに必要なアイテムを、赤色の袋にはランに必要なアイテムを入れた状態でセッティングします。
最後に、足首につけるタイム測定用のチップをもらって、すべてのセッティングが完了です。
トランジジットエリア周辺ものどかな雰囲気。
すべてのセッティングが終わったら、あとは食べて寝るだけ。
大会前夜の食事は確実にお腹に優しいものを、ということで水とサラダをチョイス。
さすがに前日はビールを我慢。
そしてほぼ毎日食べているパエリア大盛り。
お腹が苦しくなるほど食べてしまった。苦しい。
あとは寝るだけ。
22時ごろに早めに就寝です。
大会当日
朝4;30すぎに起きて、5時からホテルの朝食会場へ。
ホテルからトランジションエリア&スイム会場は歩いて15分ほど。
なので、朝はけっこうゆっくりできます。
6時半すぎにホテルをでて15分ほど歩いて7時前にはトランジションエリアに到着。
ボトルに水を入れたりバイクに補給食をセットしたりします。
スイムの試泳は8時までなので、それまでに少し泳いでおきます。
そしてとうとうレーススタート!
Swim 3.8km
Mediterranean(地中海)を3.8km泳ぐコース。
Age Groupは8:30スタート。
スタートの順番は予測タイム順に並んでスタートするローリングスタート。
5-6人が並んで、5秒ごとくらいにスタートするので、割と泳ぎやすかったです。
バトルを避けるためにけっこう大回りで泳いでいたのですが、あとでGarminの時計で確認すると、4km以上泳いでいました。
なにもトラブルなく約4kmを1時間15分くらいで戻ってこれました。
続いて、バイクへ。
Bike 180.2km
海岸沿いのフラットな道が続く2周回のコース。
フラットな道がメインだが、細かいところでアップダウンあり。
大きな坂は、数キロ続く坂があるが、標高はそこまで高くない。
人生初の180km。
いや〜、長かったです!笑
腰も肩も足も痛くなってきましたが、前に進むしかありません。
ちなみにバイクの時間は食事の時間。
たくさん補給食でエナジーをチャージしますが、ゼリーよりバナナなどの方が満腹感がでていいですね。
当日の朝食会場で、日本人選手の方におにぎり3ついただいたのですが、レース中の塩濃いめの高菜おにぎりが美味しすぎて涙がでそうになりました。
レトルトご飯と塩を現地に持って行って当日の朝、レース用におにぎり作ると、バイク中感動できます!
これオススメです。
そして6時間ちょっとかかって、バイクFinish!
パンク直せないので、パンクだけは勘弁してねーと願いながら自転車をこいだ6時間でした。笑
Run 42.2km
最後はラン。
海沿いの道を3周回するコース。
20kmくらいまでは割と普通に走れたけど、そこからがきつかった。
でも沿道でスペイン人がラテン系のノリノリなテンションで応援してくれたので、なんとか走り続けることができました。(けっこう歩いてしまったけど^^;)
そしてFinish Lineへ
42.2kmが終わるゴールエリアでは、
「You are IRONMAAAAAAAAAAAAN !!!」(お前はアイアンマンだ!)
と盛り上げてくれます。
一番感動するところですね!
この感動、そして完走した後の達成感がたまらない。
きつかったのでもうでたくない、でもまたでたい!と思わせてくれるのがトライアスロン。
ホント不思議なスポーツですね。
日の丸カラー赤玉ユニフォームで目立ってた日本人を発見。
はい、そうですボクです。笑
大会後は、食べ放題、飲み放題、マッサージ
レースを完走すると、食べ放題、飲み放題コーナーが待っています。
出口にむかう途中でマッサージコーナーがあります。
30人くらいのマッサージ師が対応してくれていたので、少し待つだけですぐに処置してもらえました。
大会翌日
12:00〜Award Party
飲み放題、食べ放題。
年代別の表彰や、IRONMAN Portugal 70.3, IRONMAN Hawaii WORLD CHAMPIONSHIPなどの紹介がされていました。
IRONMAN Barcelona 2016の良かったところ
- トランジションエリアが芝生の上で快適
- トランジションエリアには、六角形の6人が一斉にトイレ(小)ができるものがあり、並ばずにいつでも小ができる(ランの時もコース途中にある)
- すべてが徒歩圏。バイクをトランジションエリアに運ぶのにも徒歩で行ける
- 応援してくれるスペインの人たちのノリがよくて元気をもらえる
- 街がコンパクトなので、どこにでもいける
- バルセロナ市内まで1時間ちょっとでいける
- どこのレストランも美味しい
大会自体はもちろんよかったですが、大会以外もたくさん楽しめるので、最高でした。
IRONMAN Barcelona開催地、Calella(カレーリャ)の街
バルセロナ市内とはちがって小さな街。そしてリゾート地。
海岸沿いに細長く伸びているので、ほとんどのホテルから歩いて5分以内でビーチまで行けます。
美食の国と言われるだけあって、ご飯がどこでもおいしい。
ハモン。スペイン在住のトライアスロン仲間いわく、アスリートの身体にも良いみたいです。
バイクで少し走ればこんな景色を楽しめます。
ちなみにクレジットカードはほとんどの店で使えますが、VISA/MASTER対応のみが多いです。
AMEXはほとんどの店で使えませんでした。
ハワイのコナ出場への支払いもVISA/MASTERのみ。
さいごに
IRONMAN Barcelonaとってもいい大会でした。
スペインはご飯がおいしく、どのレストランに入ってもハズレがないほどどこもおいしかったです。
観光やリゾートでリラックスするのも兼ねて参加してもいいでしょう。
2016年の大会は2ヶ月くらいで定員に達した気がします。
IRONMAN WORLD CHAMPION SHIP FRANKFURTのように、即クリッックの必要はないですが、登録がオープンになれば早めの登録とホテル確保をオススメします。
ではいつかどこかのIRONMANでお会いしましょう!
YOU ARE AN IRONMAN !!