どうも、海外放浪生活7日目のタナカコーイチ(@tana51)です。
アイアンマンオーストリア2016に参加するペルー人のトライアスロン仲間の応援をしに、オーストリアのクラーゲンフルトにやってきました。
IRONMAN Austria(アイアンマンオーストリア)とは
IRONMAN(アイアンマン)って聞いたことありますか?
トライアスロンの大会には、オリンピックディスタンス(Swim1.5km/Bike40km/Run10km)、ハーフディスタンス(Swim1.9km/Bike90km/Run21km)、フルディスタンス(Swim3.8km/Bike180km/Run42km)、と大きく分けると3つの種類があるのですが、その中でも一番長い距離なのがフルディスタンスのアイアンマンです。
アイアンマンオーストリアは、湖と川を計3.8km泳いで、ヴェルター湖の周辺を180km自転車を走らせ、最後にヴェルター湖とクラーゲンフルト市内をむすぶ道を42km走ります。
途方もない距離ですね。この距離を完走するとアイアンマンの称号がもらえます。
そんな過酷なレースなのですがトライアスリートなら誰もがいつか出場して完走してみたいと思う憧れの大会です。
場所はクラーゲンフルトのヴェルター湖(Wörthersee)らへん
アイアンマンオーストリアはヴェルター湖という湖を中心にしたコース。
ヴェルター湖は壮大なアルプスの山々に囲まれた美しい大きな湖です。
クラーゲンフルト空港やクラーゲンフルト駅からも近いので、訪れやすい場所にあります。
それでは今回は出場者ではなく、応援者&見学者とし参加してきたので、大会当日の様子をレポートしたいと思います。
大会当日のスケジュール
1日のスケジュールは上記の通り。
朝の7時頃にスイムをスタートし、速い選手だと夕方、時間がかかる選手だと夜中にゴールします。
制限時間は17時間。
もし制限時間ギリギリだと、7時から24時まで運動し続けることになります。
こんな過酷なレース誰が考えたのでしょうか。完走できたらまさにアイアンマンですね。
スイムコース 3.8km
大会の公式サイトによると、スイムの制限タイムは2時間20分。水温は23℃。
当日はほぼ全員がウェットスーツを着ていました。
まず湖を2.8km泳ぎ、
その後、川を1km泳ぎます。
海に流れる川と違って、湖に面した川なので流れはほとんどありません。
スイムを終えたら次はバイクへ。
バイクコース 180km
ヴェルター湖と周辺の山道を中心としたコースです。
ボクも大会前日に試走しましたが、山に囲まれた道路は自然以外何もなくとても走りやすく、湖沿いの道路は湖を眺めながらの景色が絶景で道路も舗装されていて走りやすいコースでした。
上記のMapのコースが1周90kmなので、このコースを2周バイクで走ります。
1周90kmを終え2周目に突入した選手たち
ランコース 42.195km
バイク180kmを終えると最後に待ち構えているのがラン42.195kmです。
エイドステーションが7カ所、リフレッシュメントステーションが湖方面・市内方面に5カ所づつ用意されています。そのため2-2.5kmごとにエイドステーションがあることになります。
また、公式サイトによると、スペシャルエイドステーションやレッドブルエイドステーションも用意されているようです。
泣いても笑ってもこれが最後。体力よりも気力でゴールを目指します。
湖方面のランコース。沿道で多くの観客が応援してくれます。
Finishラインへ
そしてFinishラインへ。
一番盛り上がるシーン。物凄い達成感を感じることができる瞬間です。
ゴール直前ではチアガールの皆さんが盛り上げてくれます。
トライアスロンの大会はこの一瞬のゴールのために頑張るのですが、完走した時の感動と達成感はハンパないですね。この味を一度味わってしまうとトライアスロンはなかなか辞められません。
大会当日の映像
大会当日の様子を動画におさめてみました。
撮影機材はGopro4&iphone SE。編集ソフトはimovie。
[youtube id=”M-Ht8xprvec”]トップトライアスリートが身につけていたアイテム3選+1
1. GARMIN(ガーミン)ランニングGPS ForeAthlete 920XTJ
ボクも身につけているせいかやたらと目立ったGarminのトライアスロン用の時計。
多くのトップトライアスリートも身につけていました。
ざっくり特徴を紹介すると
- SWIM/BIKE/RUN + トランジットタイムも計測できる。
- GPSが搭載されているのでリアルタイムで時速を確認できる
- レース後に自分が走ったコースを地図で確認できる
- 海でのスイムで現在の距離がわかる
などなど、これ以外にも多くの機能が搭載されていて、かなりの優れモノです。
2. サングラス付きヘルメット
3. TTバイク
Time Trial Bike(タイムトライアルバイク)。
その名の通り、タイムを速くするために設計されたトライスアスロン専用バイクです。
ロードレース用のバイクとは違って、前傾姿勢がしやすく、平地ではハイスピードを叩き出します。
ボクはロードバイクにDHバーを取り付けて、TTバイク風にしているのですが、IRONMANに出場する選手はさすが。9割以上のアスリートがTTバイクでした。
+1 シーコン社の輪行バック
さいごに
いかがでしたでしょうか。
次回のIRONMANは7月3日のIRONMAN European Championship Frankfurt 2016(こちらも応援のみ)、そして10月2日にIRONMAN Barcelona 2016(出場予定)に参加してきますので、またアップしたいと思います。ではまた!